韓国人ブロガーのエレナ(ハンドルネーム)さんは、日本人の生活は「実用性重視」で「素朴(そぼく)」だと考察する。「韓国では自分の経済的能力を示すため、身の丈に合わなくても大きく、派手で、高いものを身に付けようとする。一方で日本は小さくて地味でも、自分に合っていれば良いと思う」と日韓の違いについて紹介する。

 特に、住宅を見ると日本の特徴を感じるそうで、「日本の住宅の多くは、尖った屋根と警戒心を感じさせない玄関があるだけの素朴な造り。韓国のように警備保安システムや監視カメラを付けないと安心できない家とは違う」と述べる。

 エレナさんは、日本の素朴な家にどんな人が住んでいるのか考えてみたそうで、「思い浮かぶのは平和な笑い声と、素朴だけど暖かい生活の風景だった。家を見ただけでこのようなイメージを感じさせる日本は本当にすごい」と絶賛。「私もいつか愛する夫と子どもと一緒に、日本のような住宅で仲むつまじく暮らしたい。大きくなくても幸せな家庭を築くのが夢」と語った。

 韓国人ブロガーの空の夢(ハンドルネーム)さんも、日本人の生活は「質素」だと語る。「大きな家、大きな車を好む韓国の基準から日本の生活を見ると、『素朴』であり『実に味気ない』」とし、国は先進国なのに、国民生活は飾りけがないことから「国は大国、生活は小国」と語る。

 「国の豊かさに見合わず、国民の生活は節約志向が強く、もったいないという考えが染み付いているようだ。食卓の様子を見ても、残飯が出ないように必要な分だけ皿に盛る。このような部分は私たちが見習わなければならないことかも知れない」と考察した。(編集担当:新川悠)



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