船越英一郎に扮するガリットチュウ福島も登場!「平成30年度 自動車点検整備推進運動」発表会が開催

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国土交通省および自動車点検整備推進協議会では、2018年9月1日より「自動車点整備推進運動」の強化月間を開始した。それに伴い9月2日、都内にて「平成30年度 自動車点検整備推進運動」の記者発表会が開催された。
「自動車点検整備推進運動」は、自動車のユーザーが適切な点検・整備を実施することの必要性や重要性を認識し、保守管理の拡大を目的としたもの。「やらないといけないのはわかるけど面倒くさい」という意識を変えることが狙いだ。

発表会冒頭で挨拶をする国土交通省自動車局整備課長 平井隆志氏。自動車点検整備推進運動は今年で25回目となるとのこと。「ユーザーの方が安全で安心に自動車を使うために、必要不可欠な自動車点検整備をしっかりご理解していただければ」と話した。

続いて、「第21回全日本自動車整備技能競技大会」優勝者インタビューが行われた。競合のライバル整備工場との戦いに勝利し、見事全国優勝を果した「有限会社塩田モータース商会」の塩田雄基さんと、須永圭則さんのお二人がご登壇。競技大会ではお客様からの依頼にはじまり、自動車整備の実施や結果報告までトータルで審査される。
「優勝した時は驚きの方が大きかった。弊社を利用されているお客様からも祝福のお言葉を頂き、大変嬉しい気持ちで一杯です」と塩田さんはコメントした。

モノマネで大ブレイク中のガリットチュウがゲストとして登場し、自動車点検整備についてのトークショーが行われた。
「実は僕の父が50年以上自動車整備士をしているんですが、子供の頃から父に頼もしさを感じていました」と福島さんはコメント。またモノマネで日常的に対象をしっかり観察するのと同じように、自動車の点検も日頃から注意深くチェックするのが大事であると語った。

会場に設置された自動車を使って、塩田さんと須永さんによる日常点検のデモンストレーションも披露。オイルの汚れチェックやタイヤ周りの点検など、プロならではの点検ポイントが伝授された。 
須永さんは「まずは目で見て簡単に点検できるところを確認するだけでも良い。ドライバーによってはエンジンルームを開ける機会さえほとんどない方もおられるので、意識的にチェックする回数を増やして欲しい」と説明。

続いて全国5都市で開催される、自動車の点検整備啓発イベントをキャラバンカーで訪問するプロモーション「点検ふたり旅」のメンバーが登場。ガリットチュウの二人が出発見届け人となり、出発式が行われた。

全国をキャラバンするのは、整備士の資格を持つ人気YouTuberのメカドルゆきさん、谷口敦史さんの2名。「点検ふたり旅」は2ヶ月間に渡って行われ、その模様は特設YouTubeチャンネルで発信される予定だ。メカドルゆきさんは「今回5会場全てを訪問させて頂くことになり、この活動を通してより多くのユーザーに点検整備の重要性を伝えられれば」と意気込みを語った。