ペット葬儀業は無法地帯?悪徳業者を見抜くポイントを専門家に聞いた!

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ワイドショーやニュース等で見かけるペットブーム。ペットに人間さながらの服を着せたり、人間同様の食事を与えている映像をよく目にする。中にはペットとその飼い主に向けた贅沢な旅行プランもあるという。こうしたペットブームの一環としてペット葬というものが流行りだしているのをご存知だろうか? その名の通り亡くなったペットを葬儀で弔うことなのだが、このペット葬に関するトラブルが頻発しているという。

「教えて!goo」にも、「ペットの火葬について」という投稿がされている。投稿者は業者に依頼してペットの葬儀を行ったが、遺骨がすり替えられているのではないかという疑問を抱き、この投稿に至ったという。

■やはりトラブルが多い?

これに対して、自分も「悪徳業者」によって同じような被害に遭ったという回答と、きちんと葬儀を執り行ってくれたという回答の二つが見られた。

「ペットの火葬はいい加減にしている所が多いです。私の従姉も血統書付きの犬を飼っていましたが、病気で亡くなり、ペット火葬をしてもらいました。その時には多くのペットの遺体と一緒に火葬するというので、骨も拾えませんでした」(mitiko2001さん)

「予定時間に迎えに行き、無事対面し、お骨の説明(どの部分か、仏様ももちろんいました)もしていただいてから骨壷に納めました。はっきりとうちの子だと確認できたのは手術の痕跡と自慢だった歯でした」(kiiroinoさん)

■法律で「悪徳業者」を取り締まれる?

そもそもこうした「悪徳業者」を取り締まることはできないのだろうか? ペットの葬儀についても詳しい心に残る家族葬の葬儀アドバイザーに話を伺った。

「法整備の動きもあるようですが、実現にはまだ程遠いようです。ちなみに火葬炉は、人の火葬炉の建設であれば各都道府県知事の許可が必要ですが、ペットの火葬炉となると特に許可は必要ありません。それはつまり誰でも作れることを意味します。これにより、火葬炉を持っていないのに持っていると嘘をつくことも可能にさせてしまいます」

■「悪徳業者」を見抜くための二つのポイント!

悪徳業者を取り締まるための法律がないということは自分の責任で信頼できる業者を選ばなければならない。では業者を選ぶにあたって、どんなことに気をつければいいのだろうか。

「二点気をつけてもらいたいことがあります。一つ目は相見積を出し、料金とそのサービス内容の比較をすることです。今回のケースであれば骨上げがそのサービスに含まれているかどうかを見ればいいことになります。人と同様にペット葬儀も料金を原因としたトラブルが多いためやっておいて決して損はないと思います。二つ目は、動物葬祭ディレクターの有無です。動物葬祭ディレクターは動物葬祭の知識に加え、実績も豊富です。有資格者が全て信頼できるとは思いませんが、無い方よりも安心できるでしょう」

心から愛したペットのために葬儀をあげる、という飼い主の良心に漬け込む悪徳業者は絶対に許されない。しかし後悔のない葬儀をあげられるかどうかは、飼い主次第だということも忘れてはならない。

●専門家プロフィール:心に残る家族葬 葬儀アドバイザー
「葬儀の参列者を遺族や近親者など、本当に故人を亡くした悲しみを共有できる方だけに限定」し、「世間体を重視している感のある告別式を簡素化」する家族葬の提案を行う。

(杉岡)

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)