春の新番組の1つ、「“INFINITY EXPRESS” 宇宙の果てへ」より。提供:コニカミノルタプラネタリウム株式会社 (c) Sky-Skan Inc.

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東京・池袋のプラネタリウム「サンシャインスターライトドーム“満天”」が、20日で再オープンから1年を迎える。一度閉館されたが機器を手がけるコニカミノルタプラネタリウム社がリニューアルオープンさせた。

 “初代”プラネタリウムは、1978年10月にオープンしたが、03年6月1日に閉館した。01年3月の渋谷「五島プラネタリウム」に続く閉館に、存続運動も起きた。コニカミノルタ社は、池袋の投影装置などを手がけてきたため、社会貢献の意味も含め、直営館として再開したという。現在の「満天」は、ドーム全天にきらめく約40万個の星がウリだ。19日からは春の新番組が上映される。

 同社の今井裕司社長は、「お客様の笑顔を見ると再開して本当に良かったと思う」と感慨深げ。当初目標としていた年間来場者数30万人は、今年1月に突破したという。リピート率も10%と高い。今後は「コンテンツを一層充実し、リピーターを増やしていきたい」と2年目の抱負を語った。【了】