アメリカで生まれた4つ子姉妹「ジェネイン4姉妹」は、22〜23歳にかけて全員が統合失調症を発症した。研究者ローゼンタールは、彼女たちの事例を通じて発症原因が遺伝か環境かを探り、学者たちの意見や研究結果からその答えを導こうとした。※本稿は、ロバート・コルカー(著)、柴田裕之(翻訳)『統合失調症の一族:遺伝か、環境か』(早川書房)の一部を抜粋・編集したものです。統合失調症は「生まれ」か「育ち」か学術サミット