8年前の2016年7月26日、相模原市で起きた障害者福祉施設の殺傷事件は、19人死亡、26人が重軽傷を負うという前代未聞の凶行となった。わずか1時間ほどで、次々に人を“処理”していった犯人を突き動かしたものは何だったのか。そこにあるのは、障害者を人間として認めない「ヘイトクライム」の深い闇である。(「週刊新潮」 2016年8月4日号掲載記事をもとに再構成しました)***【写真を見る】19人を殺害した直後に犯人が投稿