2024年7月3日から、20年ぶりとなる新しい紙幣が発行されます。一万円札には、産業の育成により日本の近代化に大きく貢献した渋沢栄一が採用。裏面には、赤レンガ駅舎として有名な歴史的建造物の「東京駅丸の内駅舎」が描かれています。「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一の孫である鮫島純子さんは、2023年1月にその生涯を閉じました。晩年の彼女の言葉を残した『婦人公論』2022年12月号の記事を再配信します。* * * * * * *20