筆者は、あまり電子書籍を信用していない。中身の話ではなくサービスとしての話だ。簡単にいうと、運営会社がなくなるとサービスも消滅する。長いことコンピュータに関わっていると、さまざまな会社が生まれて消えていくのを見た。人が必ず死ぬのと同じく、会社やサービスにも必ず「最後」がある。多くの電子書籍フォーマットは、サービスとして管理されているため、サービスが終了すると、入手した電子書籍がどうなるかわからない