思わず「萌え〜」となってしまうような、カワイイキャラが登場する「美少女ゲーム」。『ときめきメモリアル』や『サクラ大戦』などを生み出してきたこの人気ジャンルに対して、最近「ゲーム」であるにも関わらず、「ゲーム性」を失っているのではないかという指摘がある。こう指摘するのは、哲学者であり評論家でもある東浩紀氏によれば、「美少女ゲームのインタフェースは、『萌え絵の静止画』『背景CG』『テキスト』の3つだ