冴えた継投策3回までの戦いぶりを見たら誰だって常総学院の優位は動かないと思っただろう。鹿児島実打線は1回表、待球作戦に出て、3人の打者が18球中4球、ストライクを見逃した。常総学院の先発・鈴木 昭汰(3年)はストライクを早めに取ってピッチャー優位のカウントで鹿児島実打線に対すことができた。常総学院打線は対照的に積極的に打って出た。1回の8人の打者はストライクの見逃しが33球中4球。見逃し率は鹿児島実22パーセ