【端株で優待】端株を使って、たった30万円で300銘柄の株主に!
高配当株で年217万円、端株で300銘柄の株主、豪ドルのスワップ収入で月15万円etc


1株でも株主の権利を受けられる!

個人投資家のJackさんは、IPO(新規株式公開)株投資で一挙に1億円プレーヤーになった。今ではコツコツ投資も実践中。

「ハイリターンを狙う投資にはおもしろみがありますが、将来を考えると、やはり安定的な利回りは欲しい。とはいえ、預貯金では利回り1%にもなりません。そこで実践しているのが、『端株』なんです」

端株とは、銘柄ごとに決まった最低売買単位に満たない株のこと。証券会社によって「S株」「プチ株」などと名称が異なる。

「たとえば、通常は100株で、10万円を出さなければ買えない銘柄が、端株なら1株1000円で買えるわけです。株価が比較的割安な今なら、30万円もあれば300社くらいの株主にはなれるでしょう。私も現在、300銘柄ほどの端株を保有しています」

通常、株主優待は単元株以上の保有が条件の企業が多いが、なかには全株主を対象とする企業もあり、その場合は端株でもOK。

「ほかにも、正式には公表されないものの、企業が株主への感謝の気持ちとして贈る "隠れ優待" もあり、それは端株の株主ももらえます」

Jackさんが受け取った "隠れ優待" は、新年ということで最近ではカレンダーや手帳などが多かったそうだ。

「また、株主になると、各企業から財務状況などを通知する書類が届くのですが、その中に簡単なアンケート依頼が入っている場合があるんです。それに答えると、500〜5000円の金券や粗品がもらえることも。たった数百円の投資でそれだけのものがもらえれば、かなり高利回り。これだけで生活できるわけではないですが、優待やアンケートがないか、チェックするのが楽しみになりますよ」


Jack
個人投資家

総資産2億円超のサラリーマン投資家。著書に『月5万円をコツコツ稼ぐらくらく株式投資術』など。『豆の木株情報第2章』も運営。





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この記事は「WEBネットマネー2012年5月号」に掲載されたものです。