Aira Mitsuki(撮影:野原誠治)
 ロボットがすべてを代行する近未来の社会を舞台に、人類とロボットの共存と断絶を描いたサスペンス・アクション「サロゲート」。ブルース・ウィリス主演最新作、「ターミネーター」の実力スタッフ陣が制作した本作は、テクノロジーが発展し続ける現代社会で、公開と同時に大きな反響を得て、5月21日(金)早くもブルーレイ、DVD、microSDで登場する。今回は、2007年シングル「カラフル・トーキョーサウンズ・NO.9」でデビュー後、次々と近未来的な楽曲やアートワークを発表。6月2日発売のミニアルバム「6 FORCE」で"2nd Season"に突入するAira Mitsukiに、映画の感想や理想の未来について聞いた。

――Aira Mitsukiさんは、「サロゲート」を1月の公開当時にご覧になっていたとの事ですが、どの部分に惹かれて劇場に訪れましたか?

Aira Mitsuki:(以下、Aira):私は映画が大好きなんですが、さらに映画好きな友達がいて、「『サロゲート』って面白いやつあるから見に行こうよ!」って誘われたんですね。事前情報が無い状態で観たのですが、すごく考えさせられる映画だなぁと。

――ポスターなどを見て最初に抱いたイメージと、ギャップがあった?

Aira:最初は「アイランド」(2005年公開)っていうクローンの映画に近い感じかと思っていたんですね。近未来的な雰囲気が似ているなって。でも「サロゲート」はより内容が深いし、さらにサスペンス要素もプラスされていたので、面白かったです。

――本作では、携帯電話と同じくらいの普及率で人型ロボット「サロゲート」が使用されていましたが、Airaさんは、そんな社会をどう思いますか?

Aira:お金が無い人はスラム街の様な場所で買っていましたよね。それほど「サロゲート」が生活に根付いている。私は「サロゲート」が普及している社会、良いと思います。例えば男性に生まれてきたけど、女性になりたい人がいて、それが叶いますよね。性別も年齢も自由に変えられて。現実世界の科学技術も相当進んでいると思いますが、一般に浸透していないじゃないですか。飛行機とか電車はあるけど、もっと最新の科学技術が生活に活かされてくれば面白いのになって思いますね。

――確かに日本でもHONDAのASIMOであったり、研究対象としてのロボットは存在していますが、一般使用にまで至っていませんね。 Airaさんが「サロゲート」を手に入れるとしたら、どういう「サロゲート」が欲しいですか?

Aira:アメリカ人のブロンドで超美人で、超スタイルいい人でアメリカでスターになりたいです。歌もホイットニー・ヒューストン並みにしたいですね。

――(笑)。かなり具体的ですね。

Aira:普通に今、「サロゲート」が売ってたら全財産使い果たすかもしれないですね。服も変えなくて良さそうだし、お風呂も入らなくて良いし、すごい便利。容姿が自由に選べることで「外見で判断する差別」が無くなるのも良いですね。純粋な中身で人を判断することができる。

――本作の中で一番印象に残っているシーンはどこですか?

Aira:ブルース・ウィリスが乗っていたヘリコプターが爆破して、ブルース・ウィリスだけが助かった後、犯人を追いかけるシーンです。犯人が必死で逃げても、追いかける"サロゲート"の身体能力がものすごくて、絶対ロボットには敵わないなと思いました。

――確かに屋根の上を飛んだり、跳ねたり、アクションシーンが満載で息つく暇がありませんね。本作は、近未来・ロボット世界観はもちろん、今までにないブルース・ウィリスの姿がすごく印象的で。

Aira:最初ブルース・ウィリスだって気づかなくて、「ブルース・ウィリスに似てるな」って思っているほどでした。スキンヘッドの印象が強いけど、「サロゲート」では髪の毛があったりして。ブルース・ウィリスって、いつも人間味が強い役が多いと思うんですが、"サロゲートの"ブルース・ウィリスは本当にロボットっぽくて、機械的で、印象的でした。