佐川急便グループの貨物航空会社ギャラクシーエアラインズは2008年8月5日、国土交通省に国内定期航空運送事業廃止届を提出、10月初旬をめどに運航を停止すると発表した。

   安全運航確保のためのコストの増大と原油高に伴う燃料の高騰が、ギャラクシー社の収益を圧迫した。

   ギャラクシー社は、06年10月に1号機を導入。羽田-北九州、羽田-那覇間に就航。07年4月には関西-新千歳、羽田-新千歳間に路線を拡大。07年度は約3万トンの貨物輸送量を確保していたが、08年3月期決算で30億円の営業損失を計上していた。

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