大谷翔平が3年ぶり「二刀流で完全復活」…キャリア最高ペースのWARが示す歴史的シーズンの凄まじさ

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歴代最高のシーズンを驀進中

「3年ぶりの二刀流でのフル回転を果たした今季の前半戦は、ドジャース大谷翔平(32)にとって、歴史的な4ヵ月間だったと言えるでしょう。投手としては85.2イニングを投げ、防御率は1.79、8勝2敗と圧倒的な成績。

打者としても、ホームランこそ22本とスローペースですが、昨年を上回る打率.287 を記録し、OPSはリーグ3位の.930 。歴代最高のシーズンを過ごしています(数字は7月21日時点)」(メジャーリーグ解説者の友成那智氏)

友成氏が手放しで称賛する大谷の″完全復活″は、データにも表れている。MVP選出のための記者投票で最重要視されるWAR(一人の選手がどれだけ勝ち星を積み上げたかを表す指標)が、キャリア最高ペースを記録しているのだ。

「自身最高の55本塁打を記録した昨シーズンや、前人未到の『54-59』を達成した’24年の印象が強いかもしれません。

しかし現実には、44本塁打ながら投手として10勝をマークした’23年の貢献度が最も高く、WARは10に上っています。今季の大谷はそんな’23年と同等のペースで、すでにWAR5.8を記録しています」(現地を取材する記者)

FRIDAYは、前人未到の4年連続MVP、3年連続世界一同時達成へ驀進中の大谷の″BEST SHOT″を、カメラが捉えた決定的瞬間とともに振り返る。

元メジャーリーガーで野球解説者の藪恵壹氏がまず挙げた″BEST SHOT″は、7月8日(日本時間、以下同)に飛びだしたメモリアルアーチだった。

「ロッキーズのマイケル・ローレンゼン(34)から放ったメジャー通算300号(3枚目写真)は強烈でしたね。外に逃げていくシンカーを逆方向に弾き返し、約125mも飛ばしてみせた。日本人がここまでのハイペースで本塁打を積み上げたことに、改めて驚かされます。

大谷の技術とパワーの凄まじさを見せつけられたのは、6月30日のアスレチックス戦の18号。左腕マット・クルック(31)が投じた、内角のボールゾーンから食い込んでくる難しいスイーパーを一閃。

打球は敵地サター・ヘルス・パークのライト奥、約132m先の芝生に着弾しました。ただ、大谷はインパクトのあるホームランを連発しているので、メモリアルアーチ以外は記憶に残りづらくなりつつあります(笑)」

『FRIDAY』2026年8月7・14日合併号より