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 W杯北中米大会に出場したイタリア1部パルマの日本代表GK鈴木彩艶(23)の獲得に向け、同1部ユベントスに加えて欧州CL2連覇中のフランスの名門、パリSGも交渉を開始していると世界の移籍に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者や地元メディアなどが27日に伝えた。

 ロマーノ氏は「パリ・サンジェルマンとユベントスが、ともに鈴木彩艶の獲得に向けてパルマと交渉中」と伝えた。パリSGは既に代理人やパルマと接触済みだという。「鈴木を将来への投資と見なしているものの、正GKの座は保証できず」と記し、獲得後にレンタルで他クラブに貸し出される可能性もあると伝えた。

 また、以前から獲得への動きが報じられているユベントスについては「ここ数時間でパルマにオファーを提示した」と言及した。アストンビラからアルゼンチン代表GKエミリアノ・マルティネスを獲得する交渉が破断した場合の正GK候補として考えており、「鈴木自身は乗り気ではあるもののの、パルマからのゴーサインはまだ出ていない」と記した。

 一方、イタリアのスカイスポーツも争奪戦のもようを報道。「依然としてユベントスのターゲットだが、ここ数時間でパリSGとの接触があった。パリSGはGKの移籍が実現した場合、パルマ所属の日本人GKに興味を示している」とGKリュカ・シュヴァリエの後釜候補として獲得を狙っていると報じた。

 驚異的な身体能力を持つ守護神の動向を、パリSGの地元のフランスメディアも注視。「フット・メルカート」は「なぜ鈴木彩艶がマトベイ・サフォノフにとって完璧な補強となるのか」というタイトルで、名門で正守護神との競争を演じるに値する鈴木の魅力を記載。「日本代表として26年W杯で素晴らしい活躍をしたからという理由だけで獲得されるわけではない。彼のプロフィールが、ルイス・エンリケ体制のパリSGの要求にほぼ完璧に一致しているからこそ選ばれるのだ」とし、「卓越した足元の技術を持ち、正確なファーストパスで相手のプレッシングを無効化したり、GKとしては稀有な足元の技術で瞬時にロングパスを供給したりできる。真の11人目のフィールドプレーヤーとして振る舞うこの能力は、ボールを支配したいチームにとって不可欠なものとなっている」と23歳の能力を絶賛した。