食用油問題 中聯油脂製の油1ロット、日本に輸出 回収は行わず=衛生福利部長/台湾
台湾は油脂製品におけるベンゾピレンの基準値を、欧州連合(EU)や韓国と同水準の1キログラム当たり2マイクログラムと設定している。一方、中国は同10マイクログラムとより緩い基準を設定している他、日本や米国では基準値が設けられていない。
石氏は基準値の設定について、ベンゾピレンが国際がん研究機関(IARC)で「ヒトに対して発がん性がある」とされる「グループ1」に分類されていることを説明した上で、国際的な通則も考慮する必要があると言及。「海外諸国との差が拡大すれば、国際貿易の障壁になりかねない」と述べ、問題の発生を防ぐためには、食品の安全と社会の安心を確保しつつ、国際基準との整合性を図ることも考慮する必要があるとの考えを示した。
(沈佩瑤/編集:名切千絵)

