グラビア撮影は23年ぶり【今週のカバーガール】武田久美子「今が女としての絶頂期です!」

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変わらぬ美貌

--グラビア撮影は実に23年ぶり。オファーを受けた理由は?

「かつて写真集の仕事を一緒にやっていたエディターの友人が、私のサンディエゴ(米カリフォルニア州)の家に遊びに来てくれたんです。昨年9月のことです。それで二人で昔のアルバムを眺めていたら……彼女が『また写真集やったら?』と言ったんですよ。もう撮影に臨むことはないと思っていたんですが、彼女の提案を受けて『やってみようかな』と思えた。プロのエディターである彼女から、『まだまだいける』と背中を押してもらえたわけですから」

--久々の撮影に向けてどんな準備を?

「長年習っているクラシックバレエをライフワークとして続けていたので、体型は20年前とまったく変わっていなかったんです。ですから、体重を落とすことより、美しく写るためのメリハリや肌のトーンを意識しました。撮影は今年3月だったのですが、スケジュールが決まってからの約2ヵ月間は大スキなお酒を抜きました。料理酒すら避けるほど、徹底しました。おかげで、自分でも驚くほど身体が引き締まりました」

--ブランクを感じましたか?

「いざカメラの前に立つと、不思議と気後れはしませんでした。写真を撮られることは、私の得意分野ですから」

--撮影は沖縄県の石垣島で行われたそうですね。

「『ロケ地はスタッフの方にお任せします』とお伝えしたところ、『武田久美子には海が似合う』と石垣島を選んでくれました。ところが、沖縄だから暖かいと思っていたら、ものすごく寒くて(笑)。あんなに凍えながら撮影したのは初めてです」

--お気に入りのカットや衣装は?

「水着やランジェリーだけでなく、ガーターベルトといったセクシーな衣装も着けているので、ぜひ注目してほしいです。ファンの方への感謝の思いも込めて、’87年の写真集『JUST A GIRL』の表紙をオマージュしたカットも入っています。20代の頃よりエネルギッシュになった姿を楽しんでいただけたら嬉しいです」

--一世を風靡した貝殻ビキニもあるってことですよね……?

「そうですね……(笑)。『今回は、何かしら違うものを着けているかもしれません』というヒントだけ差し上げておきます(笑)」

美容の秘訣

--武田さんが活動していたのはグラドル黄金期。写真集1冊の予算が数千万円になることもあったそうですね。

「一番豪華だったのは、25歳の頃の初のヘアヌード写真集『Lady Casablanca』ですね。ロケ地のモロッコへ行く前に、パリに1週間ほど滞在して、スパで身体を整えたり食事を楽しんだりしました。ヘアメイクさんにも二人、同行していただきました。宿泊したのは、『世界で最も美しい場所』と称されるホテル『ラ・マムーニア』。後に映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』の舞台となった際、私が泊まった部屋が映っていました」

--今では考えられないですね。

「まるで竜宮城にいるような、極上の体験をさせていただきました。同時に『こんな贅沢は最初で最後だ』と自分に言い聞かせてもいました。贅沢させてもらったぶん、仕事のクオリティも高めないといけない、とも。あの緊張感は、当時の写真に表れていたと思います。私は10代の頃から『一冊として似たような写真集は作りたくない』というポリシーを持っているんです。今回の写真集も、同じ思いで臨みました」

--サンディエゴでの暮らしはいかがですか?

「1日おきにバレエのクラスに通い、20代の子たちと一緒に2時間ほど汗を流しています。バレエさえ続けていれば、何歳になっても写真集を出せると思えるほど、私にとって一番の美容の秘訣です。日焼け止めを塗ったり、運動したりと、身体のお手入れは10代の頃から今も欠かしていません」

--お嬢さまは、今回の写真集にどんな反応を?

「『今度、写真集を出すのよ』と話したら、興味津々でしたね。撮影現場からテレビ電話をかけて、スタッフの方や私の衣装を紹介しました。娘はファッションが大好きなんです。衣装を見て、『カッコいいね!』と喜んでくれました」

--サンディエゴの魅力は?

「メキシコ料理がすごく美味しいんです。カリフォルニアの他の都市と比べても、サンディエゴが断然上。本場メキシコより美味しいと思います。お気に入りの店で、マルガリータとクリスピータコスを楽しんでいます」

--最後に、久しぶりの写真集を楽しみにしている読者へ一言お願いします。

「前回のグラビアから23年という長い時間が経過しましたが、私自身は今が女としての絶頂期だと思っております! 仕上がった写真を見てもブランクをまったく感じず、『もっと早くやればよかった』と思ったほど。ファンの方は、どのカットが昔の写真集のオマージュなのか、探して比べてみるのも楽しいと思います」

タケダクミコ 57歳

’68年、愛知県生まれ。’82年に映画『ハイティーンブギ』で女優デビュー。歌手としても活躍しながら、数々の写真集を発表。現在は美のカリスマとして女性からの支持も集めている

最近のマイベスト「DRINK」ボバティー

ボバティーは、お茶と弾力のあるタピオカ(ボバ)を組み合わせた飲みものです。中でも、タロイモ(熱帯地域で育つイモの一種)とココナッツミルクのボバティーにとてもハマっています。私は美容のためにここ2〜3年ほど乳成分を避けているのですが、ココナッツミルクは栄養価が高いので安心。サンディエゴのアジアンエリアで提供されていて、月に1〜2回は必ず購入しています

『FRIDAY』2026年7月10日号より

取材・文:梅木康一郎