AI要約ブームの裏で支持拡大、AIなしで使える検索エンジン4選
近年、AIによる要約を表示するのが、Googleをはじめとした検索エンジンのトレンドとなっている。こうしたAI要約は誤りを含むケースも多々あるが、求めていた回答がズバリ得られることも多く、それゆえ要約元のサイトを一切確認せずに引き返すユーザも、かなりの数に及んでいるようだ。

検索結果の最初に出るAI要約を避けて使える検索エンジンを4つ紹介する
一方で、こうした不確実性の高いAI要約を問題視し、従来と同じスタイルの検索エンジンを好んで利用する人も少なくない。検索エンジンの多くは、検索にあたって特定のパラメータを付け足せばAI要約を非表示にできるが、どうせならばと別の検索エンジンに乗り換える人も、特に海外では多いようだ。
今回はこうした、AIが関与しない検索結果を出力できる検索エンジン、および設定によってAIをオフにできる検索エンジン(サービス含む)を集めてみた。実際にキーワード「マイナビニュース」で検索したスクリーンショットを掲載しておくので、利用中の検索エンジンと比較してみてほしい。なお検索エンジンによってはデフォルトではAIが有効になっており、AIなしでの利用には設定変更が必要な場合もあるので、十分に注意してほしい。
○「DuckDuckGo」
プライバシー保護を売りにする検索エンジン「DuckDuckGo」は、No-AIモードを用意しており、AIが支援する回答や、AIで生成された画像を含まない検索結果を表示できる。

DuckDuckGo

DuckDuckGoでの検索結果
アンチAIのブームに乗って利用者を積極的に増やしている先鋒と言っていいサービスで、拡張機能を用いてブラウザに同等機能を組み込むことも可能。なお通常版の「DuckDuckGo」はAIも含むので、必ずNo-AIであることを確認したい。
○「Brave Search」
広告やトラッカーをブロックするブラウザとして有名な「Brave」が内蔵する検索エンジン「Brave Search」は、オプションで「AIで回答」をオフにすることで、AIを含めない検索結果が得られる。

Brave Search

Brave Searchでの検索結果
またブラウザ版についても、AIアシスタント(Brave Leo)を無効にすることで同様の結果が得られる。Windows, macOSおよびLinuxのほか、iOSやAndroidなどモバイル版のアプリも用意されるなど、プラットフォームは幅広い。
○「Dogpile」
「Dogpile」はGoogleやBingの検索結果を集約し、AIを含めずに表示できる検索サービス。日本ではあまり知られていないが90年代後半から運営されている老舗で、UIは日本語化されていないが、日本語での検索は問題なく可能。

Dogpile

Dogpileでの検索結果
企業サイトなどが優先的に表示される一方、ニュースサイトなどは上位表示されないなど、ほかの検索エンジンにはない傾向がある。こちらもブラウザ拡張機能が用意されている。
○「Startpage」
「Startpage」は、世界で最もプライベートであるとアピールする検索エンジンで、位置情報などを取得しないのはもちろん、検索履歴なし、サードパーティのトラッカーやCookieなしを売りとしている。

Startpage

Startpageでの検索結果
AIの利用は選択制なので、オフにすることでAIの影響がない検索結果を得られる。ただし無料で利用するには広告表示を有効にする必要がある。こちらもブラウザ拡張機能を用意しているほか、モバイルアプリもリリースされている。

山口真弘 ITライター。PC周辺機器メーカーやユーザビリティコンサルタントを経て現職。各種レビュー・ハウツー記事をWebや雑誌に執筆。最近は専門であるPC周辺機器・アクセサリに加え電子書籍、スマートスピーカーがおもな守備範囲。著書に『ScanSnap仕事便利帳』(ソフトバンククリエイティブ)『PDF+Acrobat ビジネス文書活用[ビジテク] 』(翔泳社)など。 この著者の記事一覧はこちら

一方で、こうした不確実性の高いAI要約を問題視し、従来と同じスタイルの検索エンジンを好んで利用する人も少なくない。検索エンジンの多くは、検索にあたって特定のパラメータを付け足せばAI要約を非表示にできるが、どうせならばと別の検索エンジンに乗り換える人も、特に海外では多いようだ。
○「DuckDuckGo」
プライバシー保護を売りにする検索エンジン「DuckDuckGo」は、No-AIモードを用意しており、AIが支援する回答や、AIで生成された画像を含まない検索結果を表示できる。


アンチAIのブームに乗って利用者を積極的に増やしている先鋒と言っていいサービスで、拡張機能を用いてブラウザに同等機能を組み込むことも可能。なお通常版の「DuckDuckGo」はAIも含むので、必ずNo-AIであることを確認したい。
○「Brave Search」
広告やトラッカーをブロックするブラウザとして有名な「Brave」が内蔵する検索エンジン「Brave Search」は、オプションで「AIで回答」をオフにすることで、AIを含めない検索結果が得られる。


またブラウザ版についても、AIアシスタント(Brave Leo)を無効にすることで同様の結果が得られる。Windows, macOSおよびLinuxのほか、iOSやAndroidなどモバイル版のアプリも用意されるなど、プラットフォームは幅広い。
○「Dogpile」
「Dogpile」はGoogleやBingの検索結果を集約し、AIを含めずに表示できる検索サービス。日本ではあまり知られていないが90年代後半から運営されている老舗で、UIは日本語化されていないが、日本語での検索は問題なく可能。


企業サイトなどが優先的に表示される一方、ニュースサイトなどは上位表示されないなど、ほかの検索エンジンにはない傾向がある。こちらもブラウザ拡張機能が用意されている。
○「Startpage」
「Startpage」は、世界で最もプライベートであるとアピールする検索エンジンで、位置情報などを取得しないのはもちろん、検索履歴なし、サードパーティのトラッカーやCookieなしを売りとしている。


AIの利用は選択制なので、オフにすることでAIの影響がない検索結果を得られる。ただし無料で利用するには広告表示を有効にする必要がある。こちらもブラウザ拡張機能を用意しているほか、モバイルアプリもリリースされている。

