1勝2分け1敗で大会を終えた日本代表。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 日本代表の北中米ワールドカップは終わった。森保一監督率いるサムライブルーは、ラウンド32でブラジルに1−2と逆転負けして敗退。決勝トーナメントでの初勝利はお預けとなった。

 歴代屈指の好チームと評されていただけに、32強で姿を消したことを嘆く声は少なくない。それは日本に限ったことではないだろう。大会が進むにつれ、優れた選手たちが舞台から消えていく。惜しむ声は後を絶たない。

 海外有名メディア『The Athletic』は、そんな「ワールドカップが最も惜しむ選手たち」をリストアップした。日本代表からは2選手が選ばれている。ひとりは5大会連続出場の偉業を達成した長友佑都だ。ただ、プレーではないところでの選出となった。

 同メディアの記者は「これは純粋に感情的な理由からだ」と、長友選出について記している。

「ナガトモはインテル移籍時にうまく英語を話せなかった。当時のオーナーであるマッシモ・モラッティは、ホームゲームのたびに試合前にロッカールームを訪れ、すべての選手が立って出迎えていた。そのモラッティに敬意を示すために、ヴェスレイ・スナイデルはナガトモにイタリア語のフレーズを教えた。モラッティと握手して『Ciao Bastardo(チャオ、クソ野郎)』と言うように伝えたのだ」

「インテルの選手たちは、すぐに彼のことが大好きになった。それは私も同じだ。ワールドカップの舞台でその彼を、39歳という年齢になった彼を見ることができたのは、素晴らしいことだった。特にあのインタビューは最高だ。『マンマミーア、マンマミーア』。日本のテレビで彼はそう繰り返した。ナガトモ、愛しているよ」
 
 日本から選ばれたもうひとりの選手は、中村敬斗だ。オランダ戦で今大会の日本の初ゴールを決めたのを皮切りに、左サイドでインパクトを残した。

 長友を選んだのと別の記者は、「また日本からの選出で申し訳ない。だが、(長友と違い)彼は実際に今大会でプレーしてきた選手だ」と、中村について振り返っている。

「ナカムラは今大会の発見のひとりだった。WBとなっているが、どの試合でも90%は前にいき、相手に仕掛け、シュートを放った。タッチは素晴らしく、姿勢はもっと良かった。また、本当に速い。彼にはすっかり夢中だよ」

 中村についてはすでに、複数クラブが関心を寄せているとの報道も浮上している。悔しい結果に終わったが、新大陸で確かな印象を残した日本。国外でも多くの人の心をつかんだサムライブルーの戦士たちには、これからどんな戦いが待っているのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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