警視庁

写真拡大

 東京ドームで3月に行われた野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の日本戦チケットなどを高額転売したとして、警視庁は30日、千葉県船橋市、会社員の男(61)をチケット不正転売禁止法違反容疑で逮捕したと発表した。

 逮捕は28日。

 同庁は、男が2023年4月〜今年3月に、WBCや昨年3月の米大リーグの試合、プロ野球の巨人戦のチケット297枚を仲介サイトを通じ、定価の最大約40倍で不正転売し、計243万円を違法に得たとみて調べている。

 発表によると、男は昨年2月14日〜今年2月28日、興行主の事前の同意を得ず、WBC1次ラウンド(東京プール)の日本―チェコ戦と米大リーグ・ドジャース―阪神戦のチケット計3枚(計約3万3000円)を仲介サイトに出品。定価の最大約12・5倍で販売し、石川県の50歳代女性ら男女2人に計約38万円で不正に転売した疑い。調べに「販売価格を超える値段で転売したことに間違いない」と認めている。

 男は22年から巨人戦シーズンシートの契約者で、シート契約者向けの先行抽選を利用し、3枚のチケットを購入していた。

 WBC東京プールは東京ドームで3月5〜10日に計10試合が行われ、ドジャースの大谷翔平選手らが出場した。男のチケットを購入した女性は「大谷選手を見たくてどうしてもチケットを取りたかった」と説明したという。