元教員FPの秋山ひろ氏が、YouTubeチャンネル「おかまもch | おかんのお金守るチャンネル」にて「【衝撃】知っていれば年40万円もらえるのに…!国が教えない"年金家族手当"【加給年金】」を公開した。動画では、年金の繰り下げ受給に潜む「加給年金」の消滅リスクと、最も賢い受け取り方について詳しく解説している。

秋山氏はまず、年金を増やそうと受給開始を繰り下げた結果、年間約40万円の加給年金をもらい損ねた66歳男性のケースを紹介する。

加給年金とは、厚生年金にプラスして支給される配偶者や子供に対する手当であり、「年金家族手当」とも呼ばれる制度である。もらえる条件として、厚生年金の加入期間が20年以上あることなどが挙げられるが、秋山氏は「申請しないともらえない」という点が最も重要だと強調する。
配偶者がいるだけでもらえる額は約40万円に上り、年の差夫婦であればその恩恵はさらに大きくなるという。

男性のケースでは、年金を繰り下げている間は厚生年金を受け取れないため、それに付随する加給年金を受け取る権利も消滅してしまっていた。

秋山氏はこの事態に対し、「繰り下げている間にあるお金がまるごと消えてしまった」と表現し、後から遡って申請することもできないという、申請主義である日本の年金制度の非情な落とし穴に警鐘を鳴らした。

では、年金を増やしつつ加給年金も受け取ることはできないのか。
その解決策として秋山氏は、年金を2階建て(基礎年金と厚生年金)と考え、「基礎年金と厚生年金を片方だけもらう」という方法を提案する。

具体的には、基礎年金は繰り下げて受給額を増やし、厚生年金は65歳から受け取ることで加給年金も満額もらうというものだ。動画の終盤では、すべての年金を65歳からもらうパターンや、両方とも繰り下げるパターンなどと比較し、この受け取り方が生涯で最も多くの年金を受け取れる可能性があることを、シミュレーションを用いて論理的に証明した。

知っているか知らないかで生涯受給額が数百万円単位で変わることもある年金制度。老後資金を守り、豊かな生活を送るための必見の知識と言える。

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