若隆景が25場所ぶり2度目V 右膝の大ケガ乗り越え史上3位のブランク優勝 霧島との決定戦制す
◇大相撲夏場所千秋楽(2026年5月24日 両国国技館)
小結・若隆景(31=荒汐部屋)が22年春場所来、25場所ぶり2度目の優勝を飾った。
東前頭17枚目・藤凌駕(23=藤島部屋)を肩すかしで破り12勝目を挙げると、大関・霧島(30=音羽山部屋)との優勝決定戦も制した。決定戦では力強く前に出て、一気に大関を押し出した。
優勝インタビューでは「まだ実感が湧いていない。支えてくれた家族の前で優勝できてうれしい」と喜びを口にした。
今場所は2日目で大関・琴桜(28=佐渡ケ嶽部屋)を破るなど中日まで7勝1敗と好調。11日目に2敗で並んでいた大関・霧島(30=音羽山部屋)に敗れ、賜杯が遠のいたかに見えたが、そこから4連勝で駆け上がった。
優勝ブランクは史上3番目。優勝後に右膝に大ケガを負い、幕下まで下がりながら、たゆまぬ努力で巻き返し、再び賜杯を手にした。
優勝後に幕下以下に落ちて復帰しての優勝は照ノ富士以来2人目。絶対にあきらめない不屈の男が、2横綱、2大関が不在となった波乱の場所で輝いた。
