アラサー夫婦・10年で「やめてよかったこと」3つ。減らすと暮らしはラクに変わる
家事も育児もがんばりすぎていませんか? 整理収納アドバイザーで2児の母であるあさこさん(30代)は、結婚して今年で10年目。今はすっきり身軽に暮らしていますが、新婚の頃は「振り返ると、自分で自分を忙しくしていた部分も多かった」。10年の結婚生活のなかで「手放してよかったこと」を3つ紹介してくれました。

1:ものにあふれた暮らしをやめたら、家事がラクになった

結婚したばかりの頃から産後にかけて、「生活を整えよう」と思って、便利そうなものをどんどん増やしていました。収納グッズやキッチン用品、日用品のストックなど、「あると便利そう」と思うものを買いたしていくうちに、気づけば家の中はものでいっぱいに。
ものが増えるほど、管理の手間も増えていきます。探し物が増えたり、掃除がしにくくなったりして、「暮らしを便利にするために買ったのに、逆に余裕がなくなってしまっている」と感じるようになりました。

そこで、本当に使っているものだけを残すように、少しずつ見直すことに。
ものが減ると、収納に余白が生まれ、探し物も減りました。結果として家事の時間も短くなり、暮らしにゆとりが生まれたと感じています。
2:「妻・母がやるべき」という固定観念をやめた

結婚当初は、「家事は妻がきちんとやるもの」という思い込みがありました。料理、掃除、洗濯など、どれも「ちゃんとやらなきゃ」と思い、疲れていてもがんばってやっていました。でも、子どもが生まれてからは、家事と育児の両立に余裕がなくなり、夫や子どもに怒ってしまうことも。
そんななか、家のものを減らしていくなかで、「どうして全部自分がするのが当たり前になっているのだろう?」と考えるようになりました。
それからは、「妻だから」「母だから」という役割にとらわれず、“家族でできること”は分担するように。完璧にこなそうとするのもやめました。
すると、気持ちがぐっとラクになり、家の中の空気もやわらいだように感じます。家族の暮らしは、家族みんなでつくっていくものなのだと気づきました。
3:夫婦関係を「競争」で考えるのをやめた

以前の私は、心のどこかで夫婦関係を「競争」のように考えていた気がします。
「私の方が家事をしている」「私の方が大変」「夫の方が稼いでいて偉い、私はダメだ」などと考え、不満が積み重なっていました。
じつは、昨年までこの思考は続いていたのですが、夫から「なんで“個”で考えるの?」というひと言でハッとしました。夫婦、家族は本来チームのようなもので「私たち」で考えないといけなかったのです。
「どちらが多くがんばったか」を比べるよりも、「どうすれば夫婦として、家族として、暮らしがラクになるか」を考える方が、ずっと前向きだと気づきました。
それからは、「どちらが大変か」ではなく「どう協力するか」を意識するようになりました。それまでは「私ばっかり」という思考が強かったのですが、「今、私たちは夫婦でできることを分担して協力している」と捉えることで、夫婦関係がより穏やかになったと感じています。
暮らしは「やめる」ことで軽くなる

結婚して10年。これまでの生活を振り返ると、新しくなにかを増やしたことよりも、「やめたこと」の方が暮らしを大きく変えてくれた気がします。
ものを減らすこと、思い込みを手放すこと、夫婦間の競争を手放すこと。完璧を目指さなくても、これまでの当たり前を少しずつ手放していくだけで、暮らしはぐっとラクになるのだと思います。
もし今、忙しさや家事の負担を感じているなら、「なにかをやめてみる」ことから始めてみるのは、いかがでしょうか。
