早くも失恋…涙を流す女子メンバーに手を差し伸べたのは?『今日好き ニュージーランド編』3話
4月7日よりABEMAにて放送中の恋愛番組『今日、好きになりました。ニュージーランド編』(以下:今日好き)。現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける同番組には、時に甘酸っぱく、思わず胸がキュンとするような青春と恋模様が溢れんばかりに詰まっている。
参考:【写真】2度の失恋で涙を流した女子メンバー「想い続けてよかった」
以下より、4月21日公開の3話から見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。
・ひなた、せりに気持ち溢れるも2度目の失恋 3週目にしてまだ1日目=今回は波乱の展開?
今回の『ニュージーランド編』は、さすがに“波乱”と言わざるを得ない。3泊4日での特別な旅を除き、通常回は1シーズンで全5話構成となることの多い『今日好き』。メンバーの関係性も日増しに親密になっていくだけに、番組的な見どころも後ろの方へと置かれているのが通例である。
が、『ニュージーランド編』は3話目を迎えながら、時間軸はまだ初日。それも、これから紹介する通り、最後の最後にして最大の“気落ちイベント”が待っていたのである。メンバーたちは言わずもがな、我々視聴者の体力も必要としてくるあたり、今回の『今日好き』はなにかが違うと感じさせられた。さて、そんなイベントに直面したメンバーとは?
ここで2ショットをしたのは、せり(松井芹)×ひなた(田中陽菜)。ひなた曰く、ここまで何度か感情が溢れてしまっているのは、彼がライバルのみづき(秋山みづき)と会話をするのを見て、悔しくてやりきれなかったから。自身はやはり、せりへの気持ちが大きいと改めて言葉にする。
そんな言葉を途中から、困り顔で聞いている、せり。片眉を上げて“う~ん”と悩む仕草からこの後の展開が予想されたが、「第一印象に入っていたのは本当」という前置きを聞かされて、ひなたも思わず瞳を触ってしまう。「いまはみづきちゃんに、想いを伝えたいって気持ちが固まった」「ひなたちゃんの気持ちには応えられない」。前回参加の『卒業編2025 in ソウル』から数えること、ふたりで旅した4日目。またしても、ひなたの恋が実ることはなかった。
こうした場面に遭遇するたびに、似たような言葉を書いている気もするのだが、別に誰が悪いわけでもないのだ。そんなに上手く転ぶ恋ばかりなわけではないし、これがリアルなのである。気持ちが揃うとは、本当に運命的なことなのだ。
ともあれ前述の通り、ふたりともが感情が表情に出やすいタイプなわけで、せりの困り顔然り、お互いの前では涙を決壊させるまいと、心の防波堤を築いて、ぐっと堪えようと力を込めていたふたりの表情然り。違う感情だが、同じタイミングで同じ涙を流す姿だけが“お揃い”だった点で、現実とはなんとも対照的だと思わされてしまった。
ひなたは最終的に「いますぐ、“せりくんを大好きでした”って過去形にすることはできないけど」「せりくんを想い続けてよかった」と締め括った。スタジオの“恋愛見届け人”も温かくフォローしてくれたように、今回は新年度を迎えての初回。しかも彼女は高校2年生だけに、運命の相手をまだ全然見つけられるのが救いである。実際、ここからはひなたの“2ショットラッシュ”になるわけだし。
・りくとの“慰め準備体操”に、とういの“発散肩パン”……ひなたを元気づけたい運動男子たち
というのも、翌朝。男子部屋で、せり×ひなたの一件を聞きつけた、ひなた推しのメンバーたち。すぐに彼女のもとへ駆けつけねばと、一目散に女子部屋を訪問した“メンタルサポート男子”がいる。そう、りくと(仲陸翔)だ。
昨晩のことにはわずかに触れつつ、あくまで「2日目をいいスタート切れるように」との名目で、この日の恋に向けて準備体操とストレッチを提案してくれた。こうした場面に、エンターテイナーの彼がいてくれるのも助かるし、ひなた自身、やはり人気者である。失恋のことを忘れる暇もない。今度は、“追われる恋”が怒涛の勢いでやってくるのだから。
身体をほぐすことしばらく。2日目の決意表明として、ひなたにはずっと笑っていてほしいこと。もし元気がなくとも、自身が笑わせて、不安にはさせないこと。りくとが改めて、ストレートに気持ちを伝える。そんな彼の想いをいま、誰より理解できるのは、ひなたしかいない。一途に想うこと……それに伴うあらゆる感情を、今回のメンバーで最も知っているわけだから。
すると、りくとと入れ替わる形で、今度はとうい(木村斗一)が2ショットに参戦。りくと同様、ひなたの傷心を慮ってくれるのだが、こちらもまたアプローチの仕方が珍妙である。というのも、着ていたフーディを脱ぎ出すと、鍛え上げた腕を露わにして「俺の肩にぶつけてほしくて」と、ひなたのフラストレーションを“物理的”にぶつけてみろと求めてくる。あまりに脳筋すぎるやり方だが、りくととは違い予想外の角度から攻めてくる点で、さすがにどんなに気落ちしていても、あまりにおかしくて笑ってしまいそう。
しかもひなたは最初、その肩に「切り替えて、素敵な恋をするぞ!」とエルボーを喰らわせていたのだが、とういが「想いを感じなかった」「もっと本気で」と一喝。最終的に、かなりの威力なグーパンで再トライした際には「結構ヘビーだったね」という、またしても珍妙なコメントを返してくれた。とういが持つ、静かな“ギャグセン”。いまのひなたに必要なのは……これだったのか?
ちなみに詳細は次週に記すのだが、この日のグループ行動に際して“花くじ”をした後のこと。ひなたが「今回、上手くいかないことが多くて」と振り返っていた通り、決意を新たにしても、スタートで再び足をかけられるような感覚の展開を迎えてしまっている。りくとととういが払ってくれた邪気が、またしても立ち返ってくるような……なんだろう、今シーズンってもしや、あんまり幸せになれない感じなんですか?
(文=一条皓太)

