米30年住宅ローン金利、2年ぶり低水準 利下げ観測反映=抵当銀行協会

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Ann Saphir

[18日 ロイター] - 米抵当銀行協会(MBA)が18日発表した13日までの週間住宅ローン平均約定金利は、30年固定金利型が2年ぶりの低水準を付けた。米連邦準備理事会(FRB)が17─18日の会合で利下げに着手するとの観測が背景。

30年固定金利型の住宅ローン金利は前週比14ベーシスポイント(bp)低下の6.15%と、2022年9月以来の低水準を付けた。前週も14bp低下していた。

米国の住宅ローン金利は約11カ月前に8%近辺でピークに達した。その後、FRBが利上げサイクルを終了させ、次の動きは利下げになると示唆し始めたことを受け、合計175bp低下している。