自民党総裁選よりひと足早く9月23日開票の野党第一党の立憲民主党代表選。5921社の企業に聞いた、「日本の経済に寄与すると思う立憲民主党の代表選立候補者」ランキングを発表。枝野幸男氏を抑えた1位は?

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東京商工リサーチ(TSR)は9月12日、企業向けのアンケート調査から、「日本の経済に寄与すると思う立憲民主党代表選立候補者」ランキングを公表しました。同調査は、2024年9月4〜9日の期間で、企業向けにインターネットによるアンケート調査を実施し、有効回答5433社を集計・分析しました。

立憲民主党代表選挙は9月7日に告示され、4人が立候補。政権獲得を目指す野党第1党の立憲民主党代表選挙は、自民党総裁選よりひと足早い9月23日に開票を迎え、注目を集める一方で、「日本経済・自社ビジネスの発展に寄与すると思う人物はいない」との回答も50.8%(5433社中、2761社)と半数を超えました。

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2位:枝野幸男/4.9%(5433社中、269社)

2位は、枝野幸男氏。栃木県出身の60歳です。2009年に誕生した民主党政権において活躍し、2011年に46歳という若さで官房長官に就任。就任わずか2カ月後に発生した東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の災害対応に奔走しました。

2017年に「立憲民主党」を結党し、野党第1党に。国民民主党や社民党から多くの議員が合流する党の代表を務めたものの、総選挙で議席を減らし2021年に代表を辞任。自民党との政権交代を見据えて今回の代表選に立候補しています。

1位:野田佳彦/36.3%(5433社中、1976社)

1位は、野田佳彦氏。千葉県出身の67歳です。2009年に誕生した民主党政権において、2010年には財務大臣、2011年には第95代内閣総理大臣に就任。再び自民党に政権を奪われた2012年まで務めました。

8月29日、かつて県議選に出馬した際に野田氏が初めて街頭に立った“原点の地”である千葉県・津田沼駅で立憲民主党代表選への立候補を表明。解散総選挙も見越した代表選に注目が集まる中、首相経験者の野田氏に再び期待が寄せられています。

この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。
(文:福島 ゆき)