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 ナイター開催のプレミアムG1「第11回ヤングダービー」はきょう18日、群馬のボートレース桐生を舞台に幕を開ける。

 現行エンジンは23年12月から使用され、相場はほぼ固まっている。ドリーム組では宮之原が好素性機を手に入れた。佐々木も前検の手応えは良かった様子。一方、低調機を引いた定松は感触もひと息だった。

 ダブルエース機は68号と51号。行き足を中心に力強い動きを見せる68号とコンビを組む田頭虎親(たがしら・とらちか)は「まだそこまでだけどパワーは感じた。乗りにくさがあったのでペラは叩いた。現状は出て行くことはなかったのでうまく合わせたい」と、確かな手応えを得ることはできなかったが力は感じ取っていた。最多となる7優出の実績を持つ51号を手にした井上は「いい感じはしなかった。エンジン勝率を考えた上で、体感も足も良くなかった。ただ、エンジンはしっかりしていると思うので、引き出せるように頑張りたい」と、前検の感触はいまいちだった。

 この他では金田と黒野が上位機を手にして、前検の感触も上々だった。金田は伸びとターン回りを両立する36号に「伸びている」と確かな手応え。選手間でも評判になる動きを見せていた。黒野は伸びが目を引く32号に「直線は悪くなさそう。余裕がある感じがした」と一定の評価を与えた。