自民党は23日、次期衆院選の公認候補予定者となる和歌山2区の支部長に、二階俊博元幹事長の三男伸康氏を選任すると決めた。静岡3区は掛川市議会議長の山本裕三氏、大阪18区は内田隆嗣鳥取県議をそれぞれ支部長に決定した。

 二階氏は派閥裏金事件を受け、次期衆院選への不出馬を表明した。山本氏は女性問題を報じられ議員辞職した宮沢博行氏の後任。内田氏は相談なく大阪府連の公募に応募したとして、今月19日に鳥取県連から1年間の役職停止処分を受けた。

 4月の衆院島根1区補欠選挙に党公認で出馬し敗北した元中国財務局長の錦織功政氏の島根1区支部長辞任も了承した。