オデッセイの創業者スコット・フローマン氏によると、投資家がこの製品に関心を持っているのは、従来のエナジードリンクとは差別化された成分によるところが大きいという。同社の主力製品は85mgのカフェインを含む炭酸入りエナジードリンクで、ライオンのたてがみとアダプトジェニックマッシュルームが配合されているが、これは同社によると、タウリンをベースにしたほとんどのエナジーブランドにはつきものの、カフェインによるイライラを和らげるのに役立つという。また、2023年の米国国立衛生研究所の研究では、ライオンのたてがみが若者の認知能力のスピードを向上させる可能性が「暫定的に示唆」されている。しかしまたフローマン氏は、エレウォンのような自然食品店からコンビニエンスチェーンまで、オデッセイが参入しているあらゆるタイプの小売店にフィットする万能の配合などは存在しないことがすぐにわかった、と話す。まず第一に、フローマン氏は「85mgのカフェインで勝つのは難しい」と述べた。そこでオデッセイの最新ラインであるオデッセイ222(Odyssey 222)には222mgのカフェインが含まれている(対照的に、セルシウスのオリジナルラインには200mgのカフェインが含まれている)。同ブランドには、カフェインの代わりに電解質、マグネシウム、亜鉛、ビタミンCを使ったオデッセイリバイブ(Odyssey Revive)もある。「我々が行った調査によると、多くの人がこの製品を気に入っているが、バン(Bang)やセルシウスと一緒に購入している」とフローマン氏は言う。「ほかの機能性成分がカフェインの特性を補完するので、222mgまで増やすことができた」。この新たな方向性に加えて、小売の急速な拡大が、同社にさらなる資金調達を促した。このように、新規参入企業がもっとも革新的なサブラインをいち早く開発できるかどうかを競い合っているため、エナジードリンクのブームが減速するという兆しは見られない。フォックスマン氏は、ブランドがより機能的なエナジードリンクの需要に目をつけ、店頭の隙間を埋めようとしているからだと分析する。「消費者の嗜好は進化し、セグメントが融合しているため、ハイブリッドなソリューションが市場に参入している」と同氏は述べている。[原文:Interest in energy drinks continues to explode even as brands experiment with new ingredients and caffeine content]Gabriela Barkho(翻訳:Maya Kishida、編集:戸田美子)Image courtesy of Key