宅配ピザチェーン「ピザーラ」(リリースより)

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東京メトロ丸ノ内線・荻窪駅のホームに宅配ピザチェーン「ピザーラ」が出店しているとして、X(ツイッター)で「面白い試み」などと話題になっている。2023年8月21〜27日までの期間限定ショップだ。

運営会社は取材に、「地域のお客様にピザーラの商品をいろいろな形で、より気軽に楽しんでいただきたい、ということで駅販売の取り組みを始めました」と実施経緯を答えた。

「熱々の状態のままお持ち帰り頂けます」

Xでは21日、荻窪駅のホームに設置された売店を利用する形で、ピザーラが商品販売をしている様子の目撃情報が投稿された。ショーケースにはピザの箱が並べられており、「初出店記念価格」で1300円と張り紙があるうえ、「お持ち帰りできます」との旗も掲げられている。

投稿は大きく注目され、「駅でのピザ...なんか新鮮だな」「これは会社帰りに買ってしまうね」「面白い試み」といった声があがっている。出店期間は東京メトロの売店を運営するメトロコマース(東京都台東区)の公式サイトで確認できる。

ピザーラを展開するフォーシーズ(東京都港区)の広報は22日、反響の大きさに驚いたとしつつ、当該店舗では「マルゲリータ」と「テリヤキチキン」の2商品を販売しているとJ-CASTニュースの取材に答えた。いずれもイタリアン生地で、パーソナル(P)サイズのホールカットだという。

「焼き上げた商品をこちらの販売スタンドに運んで保温しているので、熱々の状態のままお持ち帰り頂けます」

出店経緯については、「地域のお客様にピザーラの商品をいろいろな形で、より気軽に楽しんでいただきたい、ということで駅販売の取り組みを始めました」と説明する。荻窪駅は今回が初出店で、ほか首都圏の駅でも販売実績があるという。

出店する駅を選ぶ基準は、「駅の方と協議の上、合意にいたれば販売となりますが、こういった販売場所(スタンド)がある駅であることが条件・基準と言えるでしょうか」。下記のように意気込みを伝えた。

「今後も主な駅の方々と協議の上、駅販売を進めて、各駅の地域の方々にピザーラの商品を気軽に楽しんで頂ければと考えています」