ベルギー代表もW杯前最後の試合に負ける…監督は「必要な敗戦」と説明

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日本代表はワールドカップ前最後となるカナダとの強化試合に1-2で敗れた。

そのカナダと本大会で激突するベルギー代表もエジプトとの最後の練習試合に1-2で敗れている。

『HLN』によれば、ロベルト・マルティネス監督は試合後にこう述べていたそう。

「我々はメンタル的にこの試合への準備ができていなかった。ポゼッションもよくなかったし、スピードも攻撃のバランスもなかったし、セカンドボールはほとんど拾えなかった。

多くの選手が何よりも怪我をしないことを考えているようだったし、(W杯に出場しない)エジプトは是が非でも試合に勝ちたがっていた。

いまは自分たちの経験が決め手となる。このグループは6年一緒にやってきたし、突然何もなくなったわけではない。

だからこそ、この試合は目を覚ます”警鐘”としてとらえるべきだ。

期待していた結果ではない。だが、これは我々が必要としていた準備だろう。

通常はW杯までに3〜4週間の期間があるが、今回はそうではない。メンタル的に準備ができていなかった。

だから、繰り返しになるが、この敗戦は正しいタイミングだったのだろう。あとは全員で準備を整えるだけだ。

ベスト出ない時に勝利を期待することはできない。それを今夜の教訓にしよう」

通常のような準備期間がないため、精神的に本大会への準備ができていなかったと説明。そのうえで、必要な敗戦だったと述べていた。

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