KinKi Kidsの堂本光一が、27日深夜に放送されたラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送/毎週月曜24:05〜24:30頃)に出演。舞台『DREAM BOYS』の出演キャストに送ったメッセージを明かした。



Sexy Zoneの菊池風磨、SixTONESの田中樹がメインキャストを務め、光一が演出を担当した『DREAM BOYS』。この日の放送では、リスナーからのお便りをきっかけに、初日を前にしたキャストに向けて送ったというメッセージを自ら紹介。「スタッフにメールを送って、“みなさんにお伝えください”って」「これを自分で読むのもどうなんかな?って思いますけど……」としながら、「初日を迎えるにあたり、この状況下で幕を開けることができること、お客様と全スタッフに感謝しましょう」とメッセージを読み始めた。

そして、「追い込む稽古ができなかったことは申し訳ないですが、ダンスにしても芝居にしても、ふとした瞬間に緊張が抜ける時があります。コンサートではそれでいいのですが、演劇としては、その瞬間、お客さんは現実に戻されてしまいます。そでに入るまで、すべてのお客さんが自分を見ていると思ってください。ステージ上で一人ひとり全員が、『DREAM BOYS』の世界で生き、お客さんをその世界にいざなってください」と続けた光一。

最後は、「おそらくそれを全うできた時、コンサートの数倍、心身ともに疲労を感じるはずです。その疲労を快感に変えてください。千秋楽まで、ゲネと初日で感じた緊張感を忘れずに、緊張と友達になれば、緊張が自分を成長させてくれます。一公演一公演が勝負です。頑張って」という力強いエールも。光一は、舞台演出という立場から、厳しくも温かい言葉を後輩たちに伝え、「舞台独特の楽しさみたいなものが伝わってくれてたらなと思いますけどね」とその真意を説明した。

また、「後輩の舞台の演出をした時に、やっぱり舞台に対して苦手意識を持ってる子もいるんですよ。自分たちのコンサートをやっていた方が、もちろん“キャー”って言われるわけだし。芝居という役を生きるという緊張感の中で、約2時間くらいずっといる状態じゃなくて、音楽にノッて歌ってファンのみなさんと共に楽しむみたいな方がね。楽しいって感じる子もいるでしょう」とも。一方で、「樹とか風磨とかは、“本当に楽しい”って言ってくれてるみたいなので良かったです」「彼らもすごく頑張ってて。“やってて楽しい”っていう風に言ってくれたのが、俺にとっては一番うれしいことかな」と安堵した様子で話していた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。