西武・秋山翔吾【写真:荒川祐史】

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ダイヤモンドバックスのヘーゼンGMが西武FAの秋山に言及「我々は彼が良い選手だと思っている」

 西武から海外FA権を行使してメジャー移籍を目指す秋山翔吾外野手。ダイヤモンドバックスのマイク・ヘーゼンGMは12日(日本時間13日)、米アリゾナ州スコッツデールで行われたGM会議で「我々は彼が良い選手だと思っている。外野手、特に中堅手を探している」と語った。ダイヤモンドバックスの地元紙「AZセントラル」が伝えている。

 同紙は「日本人中堅手ショウゴ・アキヤマはダイヤモンドバックスにフィットするかもしれない」との見出しで伝えた。他球団のスカウトや幹部から興味深い選手だとみられており、来年4月で32歳となるが、守備に関しては少なくとも平均的な中堅手と評価。一方で打撃は「懸念されているが、関係者たちは平均的な打者になると考えている」と伝えている。

 同紙はダイヤモンドバックスと同じナ・リーグに所属するスカウトの証言を掲載。「アキヤマはメジャーリーグのレギュラー中堅手になれる。素晴らしい中堅手ではなくても、少なくとも平均レベルだろう。打率.280、15〜20本塁打くらいの成績を残すと思う」と話したという。その上で、同紙は「平均的な打撃と守備でもFAとトレード市場では目立つだろう」と伝えている。

 また、同紙は今季が2年契約最終年でFAとなった平野佳寿投手についても言及。平野は今季62試合登板し、5勝5敗1セーブ、防御率4.75だった。ヘーゼンGMは「そのことについてはまだ報告することがありません。我々はヨシのことを気に入っています。彼は素晴らしい仕事をしてくれました」と話したという。日本人ダブル獲りの可能性があるのか注目される。(Full-Count編集部)