合弁解消で安堵のスズキ、中国事業の頼みはやっぱりトヨタ?
譲渡価格は非公表。すでにスズキブランド車の生産は終了し、経営への影響は軽微としている。昌河鈴木は1995年に生産開始。14年度にピークの年間9万台を生産したが、17年度は約2万台。直近の生産車種は「ワゴンRワイド」1車種だけだった。もう一つの合弁会社「重慶長安鈴木汽車」(長安鈴木)での生産は継続する。
晴れて“離婚”が成立したスズキだが、中国事業は視界不良だ。同じ10億人以上の人口を抱えるインドでトップだが、中国では市場にマッチした大型車や高級車のラインアップがない。生き残るには電気自動車(EV)や業務提携するトヨタ自動車との協力など新機軸が不可欠だ。スズキは小型車の需要が少ない米国での4輪車販売から撤退しており、今後の判断から目が離せない。
