4月の暑さが追い風、大手ビール各社が主要銘柄を増産
キリンによれば、5月は気温が1度C上昇すると1%出荷が増えるという。4月から平年に比べ気温の高い日が多く、ビール各社は主力商品を中心に増産体制に入った。
サッポロは黒ラベルを増産するほか、缶チューハイの「り・ら・く・す」を4―5月の累計で計画比約2倍に増産する予定だ。高アルコール系で4月に投入し、同月は計画通りの生産だったが、売り上げが好調なため、増産対応する。
アサヒの贅沢搾りは、発売から1カ月あまりの4月25日時点の販売量が、年間目標の5割に当たる100万ケースを突破するなど好調だ。これを踏まえて、5月の生産を6割増にすることを決めた。さらに年間販売目標を、当初計画の5割増となる300万ケースに上方修正している。
今年の夏が、猛暑になるかどうかは分からないが、これまでの天候は、ビール各社にとって追い風となっている。
一方で、業務向けビール(瓶、樽)については、各社が3、4月に実施した値上げの影響もあり、下振れに作用しているようだ。
