人気路線のブランドを取り戻せるか。東急「東横線」の遅延減らします!
東急電鉄は東横線のデジタルATC導入について地上・車上設備の検討に着手した。18年度には設計に取りかかる。東横線は東急電鉄の主力路線で、東京都渋谷区と横浜市西区を結ぶ。路線延長は24・2キロメートル。現行ATCの更新時期にさしかかり、保安の高度化を狙い、デジタルATC化を決めた。
過密ダイヤである東横線では、ひとたび遅延が発生すると後続列車が“団子状態”となって滞留し、遅れの影響が広がってしまう。デジタルATC化で列車間を従来以上に詰めることができ、早期の遅延回復が見込める。
鉄道の信号保安システムでは自動列車停止装置(ATS)が広く普及する。ATSは運転士をサポートする装置だが、ATCは装置が自動で減速して速度超過の可能性がない。
デジタルATCはJRの新幹線各線や首都圏の山手線、京浜東北線で採用。大手私鉄では東武鉄道が15年に東上線で導入している。導入時には、相互乗り入れ車両にも車上装置の改造が必要となる。
