「宮崎ブーゲンビリア空港」のロゴが、なにやら違う施設に見える
2018年2月25日に投稿された、次のような写真付きのツイートが話題となっている。
色使いといい、フォントといい、間違いなくラブホなんだよなぁ pic.twitter.com/YyXirtMnoD
— seaside (@seaside_rs) 2018年2月25日
写真は「宮崎ブーゲンビリア空港」で撮影されたようだ。このツイートには1万5000を超える「いいね」が付けられている。これほどまでも注目されるのは、いったいなぜ......?
「思ってても言えなかったことをついに言われてしまった...」
宮崎空港ビル(そらみみさん2017年撮影、Wikimedia Commonsより)
宮崎空港は宮崎市の南部に位置し、市の中心部からの距離は約5キロと至近距離にあり、全国でも利便性の高い空港の一つだ。「宮崎ブーゲンビリア空港」という愛称は、2014年10月に発表された。
冒頭のツイートに関連して、さまざまな声が寄せられている。
思ってても言えなかったことをついに言われてしまった... https://t.co/9bx3p0dFDr
— 魚。 (@GYO_DAYO) 2018年2月26日
ごめんなさいねwwwww 地元民もわりとそう感じてますwwww https://t.co/y41XpgQIdp
— マダム銀子 (ステキよぉ お客さん!!) (@foxy_kuzunoha) 2018年2月26日
「思ってても言えなかったことをついに言われてしまった...」「地元民もわりとそう感じてますwwww」という感想だ。地元でもやはりそうなんだ......。
宮崎ブーゲンビリア空港のアレはラブホっぽくて夜見るとさらにうわって思うけど宮崎ブーゲンビリア空港自体は凄く良い空港だから是非
— 24 (@akizora24) 2018年2月26日
看板が『ラブホみたい』でざわつかれてる宮崎ブーゲンビリア空港にはね!温水洋一の銅像もあるから!もう意味分かんねえけどよろしくな!!! pic.twitter.com/H274b0ExNi
— 立夏 (@ritsuka_h) 2018年2月27日
「......宮崎ブーゲンビリア空港自体は凄く良い空港だから是非」「温水洋一の銅像もあるから!もう意味分かんねえけどよろしくな!!!」というコメントもあった。
宮崎ブーゲンビリア空港。
— ディクロ@30歳になりました (@Diclosegarden) 2018年2月27日
うん、数年前からこんな名前になってたらしいけど、ビビるよね。
4年前に宮崎に引っ越してきたとき、「まもなく、宮崎ブーゲンビリア空港に着陸致します」的なアナウンスが流れたとき、乗った飛行機間違えたかと思ったもの。
「数年前からこんな名前になってたらしいけど、ビビるよね」という正直な告白もあった。たんにデザインだけの問題ではないようだ。「......アナウンスが流れたとき、乗った飛行機間違えたかと思ったもの」という体験を語る人もいる。
いきなり失礼します
— y u (@yu_pic67) 2018年2月28日
宮崎ブーゲンビリア空港の由来は
宮崎県観光の父、岩切章太郎が
好んだ花からとった名前なんです
色がピンクなのはその花の色です
「宮崎ブーゲンビリア空港の由来は...宮崎県観光の父、岩切章太郎が...好んだ花からとった名前なんです」と教えてくれる人がいた。
故・岩切章太郎は宮崎交通グループの創業者だ。日南海岸にフェニックスの植林を行い、こどもの国、えびの高原など数多くの大型観光開発を行った。宮崎観光の父とも呼ばれている。
ブーゲンビリアは岩切章太郎氏が普及に努めた花で、宮崎空港のシンボル的存在。宮崎の温暖な気候、人々の温和な心、温かいおもてなしの精神を表しているという。「色がピンクなのはその花の色です」とのことだ。
宮崎ブーゲンビリア空港という愛称には、こんな思いが込められていたのだ。「アレにしか見えない」とは、ちょっと残念だ。
ブーゲンビリア(Carsten Niehausさん撮影、Wikimedia Commonsより)