こんなのあり!? 夫の実家で出会った「びっくりおせち」

写真拡大

ところ変われば品変わる。地方や家庭によってさまざまなバリエーションがあるおせち料理はその代表格です。婚家で初めて味わう、風変わりなおせちにとまどった、なんて話はよく聞きますが、驚きを通り越して意識が遠のくようなケースもあったりなかったり…。ママたちが出会った「びっくりおせち」をどうぞ!

夫の実家の「ばっかり」おせち


・「お姑さんのおせちは、毎年赤飯とおはぎのみ。食べ終えるまで三日ほど同じものを出されるのでカッチカチに固いです」(32才・専業主婦

­

・「『おせちを作ったから来て』と誘われて行ったが、お重をあけたら、栗きんとんしかなかった」(43才・フリーランス)

­

・「義妹がおせちを作ると張り切っていたのですが、お重を開けたら2段分、筑前煮で埋め尽くされていました。作るのが思ったより面倒くさかったようです」(33才・専業主婦

­

・「主人の実家は島根県。他のご家庭はどうかわかりませんが、おせちに茶碗蒸しを作るそうです。でもその量が半端じゃない。主人の両親、祖父母、妹、帰省した主人と私の7人なのに、30個くらいありました……」(37才・会社員)

­

・「義理の妹が焼き肉屋さんで働いていたときに、肉だけのおせちを買ってきた。ローストビーフなどすべて肉。肉好きな私は大丈夫だったけどお年寄りは食べられませんでしたね」(32才・専業主婦

­

お重が「ばっかり」で占められていたオンリーおせちについての目撃証言は多く、トップは「かまぼこ」。次いで「煮しめ」「栗きんとん」が続きます。お正月ということで重箱ありき、中身はどうでも……の手抜き感がありあり。

夫の実家の「がっかり」おせち


・「結婚して初めてのお正月、夫の家のおせちはどんなものだろうとドキドキしていました。出てきたのは、数の子やなますの他に、ピザや唐揚げ入り! 夫の祖母が洋風の食事を好むためとはいえ、おせちとかけ離れていたので驚きでした」(32才・専業主婦

­

・「結婚して初めてのお正月に、姑の手作りおせちをいただくことになりました。でも、開けてびっくり! もやしを茹でただけ、ほうれん草を茹でただけ、なんの味もないものが、綺麗に並んでいました。あれはおせちと呼ぶのでしょうか」(42才・専業主婦

­

・「お姑さんはあまり料理が得意でなく、おせちのお重の蓋をあけると、ウィンナー、卵焼き、唐揚げとでてきて、まるでお弁当だった」(43才・専業主婦

­

・「義母が『テレビ見て作ったのー』というおせち料理の煮物。ちょっと失敗したかもと出され、食べてみたら何味か分からないくらいマズイ。マズすぎて誰も食べないのて、結局私が我慢して食べるはめになりました」(40才・パート)

­

張り切って新作おせちをふるまう姑、失敗作でもモリモリ食べてあげる嫁、これぞ平和な家庭の象徴。がっかりどころか一年の家内安全はばっちりですね! 

夫の実家の「びっくり」おせち


・「姑から『去年の余ったのを冷凍しておいたからそれも入れてるけど大丈夫でしょ?』といわれ、ただびっくり」(30才・専業主婦

­

・「義親の家で、姑が正月に必ず作ると言う郷土料理の漬物を食べる際、見た事も食べた事もないもので美味しさも分からなかった。生の魚が入っているらしく『毎年誰か当たって死ぬ人がいるんだよね』と聞いた時は、既に食べた後なので生きた心地がしなかった」(36才・パート)

­

・「12月30日に作った煮しめが1月4日を過ぎても室内保存で、食べることを薦める姑。箸でつまむとねば〜としていて、絶対傷んでる!それ以来、正月は11日ごろに挨拶に行くようにしています」(28才・専業主婦

­

・「旦那の実家へ行ったら、おせち料理自体が全くなかった。旦那に聞いたら、朝から正月でもトーストを食べて育ったらしい」(38才・専業主婦

­

縁起でもないおせちのオンパレード。ねばねばおせちについては、きっと里芋か昆布のねばりけだと思いたいところ。「今年一年の運試し!」として食べてみるのも一興ですが、いっそ「おせちはなし、お正月もトースト」のほうがありがたいかもですね。

­

※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より

­

写真© naka - Fotolia.com

­