『ひそひそ星』ビジュアル ©SION PRODUCTION

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5月14日から東京・新宿シネマカリテほか全国で公開される園子温監督の映画『ひそひそ星』と、園子温のドキュメンタリー『園子温という生きもの』の予告編が公開された。

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園が2013年に設立したシオンプロダクションの第1回作品となる『ひそひそ星』は、絶滅種と認定されている人間たちに思い出の品を届けるため、宇宙船「レンタルナンバーZ」に乗って旅をしているアンドロイドの女性・鈴木洋子“マシンナンバー72”を主人公にしたSF映画。

予告編では、神楽坂恵演じる鈴木洋子が宇宙船の中で暮らす様子が映し出されているほか、「30デシベル以上の音を立てると人間が死ぬ恐れがある」という「ひそひそ星」で、人々にささやきかけながら洋子が荷物の配達をする姿が確認できる。

『園子温という生きもの』は、園の活動を追った2014年放送のドキュメンタリー番組『情熱大陸』で監督を務めた大島新が、同年9月から1年間にわたって撮影した作品。予告編では、路上パフォーマンスを行った園が警察に事情聴取される様子や『ひそひそ星』の撮影風景などが捉えられているほか、「若い頃の園子温役とか絶対やりたい」と語る染谷将太や、エリイ(Chim↑Pom)、二階堂ふみ、涙を流す妻・神楽坂恵らが登場している。