14日にウェンブリーで行われたFAカップファイナルで、マンチェスター・シティがストークを1−0で下して、1976年以来35年ぶりのトロフィを掲げた。

試合は0−0で迎えた74分、シルバ、バロテッリとつないで、ディフレクションをヤヤ・トゥレが決めて先制。これがこの試合唯一のゴールとなった。

シティは先発のテベス、シルバ、バロテッリらがチャンスを作る一方、ストークは61分にジョーンズが決定的なチャンスを得たが、GKハートに防がれてゴールはならず。終盤も押し込んだが、シティの固い守備の前に最後までゴールをこじ開けることはできなかった。

同じ日、19回目のリーグ優勝を決めた地元ライバルのユナイテッドと比べると、シティのトロフィーキャビネットは寂しいものだが、今回は1976年のリーグカップ以来の優勝でFAカップは5回目。来季のチャンピオンズリーグ出場を決めたチームにとって、シーズンを最高の形で締めくくることになった。

なお、優勝祝うスタジアムにはOASISの"Roll with It"が流れ、リアム・ギャラガーも愛するチームの優勝にご満悦の表情だった。