RIP SLYME、菅野美穂・出演「23区」CM曲を担当

　デビュー15周年を迎えたオンワード樫山の主力ブランド「23区」。3月1日より放送開始となる同ブランドCMでは、新ブランドキャラクターとして女優の菅野美穂を、CMソングにはRIP SLYMEの新曲「love & hate」を起用。今月26日は、同CMの発表会が都内で行われた。

　クリエイティブディレクターに箭内道彦氏を迎え、オーストラリアのシドニーで撮影が行なわれた新CMでは、「Walk．23区」をテーマに、思わず女性がうなづいてしまうキャッチコピーを交えて展開。CM内でも着用しているオレンジ色のトップスに、白のパンツという春の装いで表れた菅野は「昔23区のCMを担当していた中山美穂さんにあこがれて、素敵だなと思っていました」とブランドキャラクターに選ばれた感想を語った。

　RIP SLYMEと箭内氏とのコラボレーションは、先日行なわれた「東京マラソン」中継内で披露された宮崎あおい出演「東京メトロ」CM以来。箭内氏は、「23区」新CMのために書き下ろされた新曲「love & hate」について、「胸キュンというキーワードにぴったりの曲を、RIP SLYMEは作ってくれました。さすがです。」と感動しきりに述べた。

　同曲のトラックを制作したDJ FUMIYAは、「歩いているテンポで考えました。菅野さんが歩いていることを想像して書きました」と話し、リリックを考えたPESは、「（ブランドが）スタイリッシュで、胸キュンだなと思いました！歌詞は、女性の兄弟がいることを思い描いて書きました」と制作時のエピソードを語った。

　女性へのメッセージを求められたRIP SLYMEメンバーは、「素敵な女性は歩いているだけで見とれるので、朗らかに歩いていってください」（RYO-Z）、「働いている女性は素敵なので、丸の内あたりで、この『23区』の洋服を着ている人を見てみたい」（ILMARI）、「女の子はわがままでいてほしい」（SU）とそれぞれにコメントし、会場の笑いを誘った。

　今月27日からは、CM曲「love & hate」の着うた(R)が配信開始となる。

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