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毎日の癒しの時間、“お風呂”。お風呂に癒しやリラックスを求める人は多いと思いますが、“お風呂の入り方”にまでこだわる人は少ないかもしれません。

今回は、東京都市大学人間科学部教授で温泉療法専門医の早坂 信哉(はやさか しんや)先生 に、オススメの“健康的なお風呂の入り方”を教えていただきました!

 

■1:お風呂の温度は40℃

40℃程度のぬるめの温度は副交感神経が刺激され、気持ちが和らぎやすくなるでしょう。逆に、“42℃”を超える温度に浸かると交感神経のはたらきが活発になりやすく、血液の粘度が上がって血栓ができやすくなるなどの“ヒートショック”を起こしてしまう危険性も。

早坂先生いわく、お風呂の温度は40℃が望ましいのだとか。お風呂の温度にはそれぞれ好みがでるかと思いますが、健康面も考慮して設定してみては?

 

■2:入浴時間は10分

お風呂に浸かることで得られる温熱効果によって、血液の流れを一定に保ち、体内の毒素が排出されやすい状態になります。しかし、40℃の水温で10分以上の入浴は体温が上がりすぎてしまうことが。冬でも“浴室熱中症”になる危険があるので注意が必要です。

寒い冬は、ついつい長湯してしまうことはありませんか? 早坂先生によると、40℃の水温で10分以上の入浴は体温が上がりすぎてしまうとのこと。気を付けましょうね!

 

■3:半身浴より全身浴

全身浴の方が、体ごとお風呂に浸かる分、体が温まりやすくなります。また、湯の量が多く深ければ、その分水圧が強くなることから、全身浴は下半身により大きい水圧がかかるため、フットマッサージにもオススメです。

※心臓や肺に疾患がある方には、水圧がかからず適切な体温を維持しやすい半身浴が、オススメです。

半身浴を日常的に行っている方も多いと思いますが、全身浴の方が体が温まりやすくオススメとのこと。特に体が冷えやすいこの季節は、実践してみたいですね。

 

■4:ミネラル入りの水分補給

お風呂に入ると汗をかき、“500mlくらいの水分を失う”と言われています。そこで、お風呂に入る前後で500〜600mlほどの水分を摂ることが大切です。また、発汗により失われるミネラル分を補給するために、ミネラルの含まれた飲み物がオススメです。

入浴時にオススメのミネラルドリンクとして、ノンカフェイン&カロリーゼロで就寝前にも飲みやすい『健康ミネラルむぎ茶』をはじめ、『グリーンダ・カ・ラ』『ポカリスウェット』などが気軽に取り入れやすいでしょう。

※「お風呂上がりにビール」という方もいますが、アルコール類は、飲んだ以上に尿として水分が出ていってしまいやすいため、脱水を引き起こす原因となるためオススメできません。

冬だからといって水分補給を怠るのはNG! お風呂に入る前後、ミネラルの含まれた飲み物を摂るように心がけましょう。

 

お風呂の入り方にも色々な“コツ”があることがわかりました。ちょっとした“コツ”を覚えるだけでも、これまで以上にお風呂の時間が楽しみになりそうです。

【早坂 信哉(はやさか しんや)先生プロフィール】

東京都市大学人間科学部教授、医師、博士(医学)、温泉療法専門医。“お風呂”を医学的に研究している第一人者。『世界一受けたい授業』『ホンマでっか!? TV』など多数のメディアに出演。主な著書は『たった1℃が体を変えるほんとうに健康になる入浴法』『入浴検定公式テキスト』など。

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