さまざまな感情の揺れをストレートに表現した香川。トッテナム戦での出場はなるか!? (C)Getty Images

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 日本代表MF、香川真司が自身の公式ブログを更新し、ワールドカップ最終予選で感じたことなどを赤裸々に綴った。
 
 まずは出場が叶わなかったオーストラリア戦については、「ワールドカップ出場を決められたことが本当に良かったです。僕はオーストラリア戦には出場できませんでしたが、チームとして結果が出た事。選手、STAFF、関係者、サポーターの皆さん、みんなで勝ち取れたものだと思っています」と振り返った。さらに若手の台頭がひとつの刺激になっているようで、久保裕也、井手口陽介、浅野拓磨の名を挙げ、「勢いのある素晴らしい選手です。その他にも若い良い選手が多々います。
日本のサッカー界にとってもすごく良いこと」と期待を込めた。
 
 もちろん、葛藤や苦悩もあっただろう。その点については「自分にとっての危機感やエゴ色々な思いもあります。ただそれは自分の中で消化して次に向かいます」と正直に表現し、「個人としては、ただまだまだ負けられない。僕はまだまだチームでも代表でも、上を目指してやっていきたい。
その明確な意志、信念がよりハッキリしたのかなと思います」と力を込めた。
 
 水曜日にはいよいよチャンピオンズ・リーグの第1節を迎える。ドルトムントは聖地ウェンブリーに乗り込み、トッテナム・ホットスパーと戦う。「コンディションも上がってきてますし、今の自分の状況をチームと話しあい進めています」と記し、最後は、「慌てずに、一歩一歩。僕らしく。また新しい目標に向かい努力していきます。これからも応援よろしくお願いします」とのメッセージで締めた。