「そろそろ情報を遮断したほうがいい?『ブレードランナー2049』新予告編が公開」の写真・リンク付きの記事はこちら

1982年公開のSF映画『ブレードランナー』の続編、『ブレードランナー2049』のインターナショナル版TVスポットが8月22日に新しく公開された。10月6日の公開(日本公開は10月27日)へ向け、徐々に新たなシーンが明らかにされてきている。

2019年を舞台とした前作から30年経った2049年の世界を舞台とする『ブレードランナー2049』。ライアン・ゴズリング演じる新人ブレードランナーKが、前作の主人公だったハリソン・フォード演じるリック・デッカードを探しに出るというストーリーは前作のファンの興味を掻き立て、美しいCGによって描かれた近未来的な都市や荒涼とした砂漠は2049年の世界への期待を高め続けている。

新たにバトルシーンが見えた

今回公開されたTVスポットでは、これまでの予告編では公開されていなかったバトルシーンが散見される。一度新しい情報を手に入れると、さらにもっとほかの情報も求めてしまうのが人間の性というものだ。新たに公開されたシーンを観るたびに期待は高まり、どんどんほかのシーンも観たくなってしまう。

しかし、事前に作品について知ることで、映画館での驚きは確実に減ってしまうのも事実だろう。予告編を観て見当違いな期待を抱き、映画館で失望する恐れだってある。『WIRED』US版は、映画館で観るまで観客が作品のことを知らなかったからこそ前作は人々を魅了したのだとし、「このトレイラーは観るな!」とまで書いているほどだ。

今作を最大限楽しむならば、そろそろ情報をシャットダウンし、どれだけ面白そうな予告編が公開されても観ないほうがいいのかもしれない。もっとも、あなたがそれを我慢できるほど忍耐強ければ、の話だが。

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