7日、東京ドームで行われたWBC1次ラウンド・プールB=日本代表×キューバ代表の一戦は、乱打戦となったが、侍ジャパン・松田宣浩、筒香嘉智のホームランなどで大量11得点。大事な初戦を制した。

すると、TBS「NEWS23」では、野球解説者・槙原寛己氏が同一戦を解説。野手陣にはべた褒めだったが、6失点を喫した投手陣には課題を示した。

試合が決したポイントを、7回裏2アウト1塁から放たれた筒香のホームランとした槙原氏。これを「ダメ押しのホームラン」と表現すると、「非常に大事なところで打ってくれる4番。これで勝利を確信しました」と切り出した。

すると槙原氏は、初回のピンチを救った菊池涼介の好プレーや、中田翔の盗塁などを指し、「今日は野手の守備や盗塁もありましたし、言うことなし」とキッパリ。「100点満点。野手陣は」と絶賛した。

その一方で、先発・石川歩や則本昂大らの継投については、「ピッチャー陣がバタバタしたから試合が最後もつれてしまった」とチクリ。「勝ったから言わせて貰います」と前置きすると、「7回、8回、9回を投げるピッチャー、これをはやく確立しないと、これからどんどん強いチームと当たっていきますから、この辺で不安を感じて、ちょっとモヤモヤが残った」と語った。