iPhoneの日本語入力はもうAndroid以下とは言わせない!最新ATOKがスゴい

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iPhoneは、Androidスマホに比べて日本語入力が弱いという人は多い。
しかし、それも過去の話となりそうだ。

もともと、iOSでは外部の日本語入力アプリを許可していなかった。一方で、Androidスマホには、多くの日本語入力アプリがある。使う人にあった使いやすい日本語入力アプリが選べた差なのだろう。

しかし、現在のiOSは、外部の日本語入力アプリが使えるように制限が緩和さえており、アップル標準の日本語入力アプリも使えるようになっている。

なかでも、もっとも多く使われている日本語入力アプリ「ATOK」が、iPhoneでも使えるようになったのは大きい。

とはいえ、登場した頃の、iOS版ATOKは、AndroidやPC版に比べて、お世辞にも使いやすいとはいえなかった。

しかし、バージョンアップを繰り返し、際頃アップデートされた最新版では、Android版にも劣らない機能にまで向上した。


現在のATOKは、クラウド機能のATOK Syncに対応している。
この機能は、現在使っているMac・Windowsでの単語登録などをiPhoneなどのiOS機種でも利用できる機能。
つまり、パソコンのATOKと同じ賢さをiPhoneでも利用できるのだ。

また文字入力スタイルも、フリック入力だけでなく、8方向入力が可能な、フラワータッチ(ジェスチャー)入力に、最新アップデートで対応した。
フラワータッチ入力は、濁音や子音などの文字も素早く入力できるため、フラワータッチ入力に慣れた人は、フリック入力よりも楽に文字を入力できる。
これまでAndroid版などで、ジェスチャー入力を利用していた人ならば、これだけでもAndroidとの文字入力の差はなくなったと言える。


フラワータッチ(ジェスチャー)入力



フラワータッチ(ジェスチャー)入力は濁音入力も簡単


また、キーボード切り換えもiOS版オリジナルで大きく改善された。
これまで、キーボード切り換えは、ATOKキーをタップして順送りで切り換えてきた。
この方法だと、ATOKとアップル標準キーのキーボードも表示されるので、切り換えるために、何回もATOKキーをタップしないといけなかった。

しかし、最新版では、ATOKキーをタップすると、切り換えパネルが表示され、切り換えパネルから、日本語、英数、テンキー、記号、顔文字、絵文字など、好きなキーボードを選ぶことができるようになった。

これで素早く、入力キーボードを切り換えることができる。


日本語、英数、テンキー、記号、顔文字、絵文字などの切り換えが素早くできる


ここまで、iOSの仕様にあわせて改善されたATOKがあれば、もうAndroidより文字入力がしにくいとは、言われる理由はないだろう。