「お金があれば幸せになれる」のは●年だけ!?

写真拡大

「お金があれば幸せになれる」という言葉があれば、「お金で幸せは買えない」という言葉もある。お金と幸せについては、さまざまな議論がなされているが、本当のところみなさんはどう思っているのか。「おしトピ by 教えて!goo」で、お金があるほうが幸せになれると思うか質問してみたところ、とても多くの意見が寄せられた。

きれいごとではなく、本音で語るなら、お金がある方が幸せになれると思う?

■お金があれば幸せ派VSお金で幸せは買えない派

「お金があれば幸せに慣れるでしょうね。実際、経済的に豊かな人の方が心に余裕がある人が多い、と聞いたことあります」(みよさん)や「お金がないと欲しい物も変えないし、ある方がハッピーな日々を過ごせますね」(まみちゃさん)と、お金で幸せを買うことができるという人が多かった。

一方、「お金がたくさんあっても幸せじゃない人もいると思う」(ももちーちゃんさん)や「幸せも一番必要なものは、だいたいお金では買えません」(てとらさん)と、お金と幸せは直結しないという意見も散見された。

しかし、一番多かった意見は、ある程度生活に困らない程度のお金があれば幸せ、という意見であり、ないよりはある方が良いという声が圧倒的に多かった。

■お金によって幸せになれる期間は……

お金があれば幸せという人もいれば、お金と幸せは直結しないという人もいる。実際のところ、お金はあったほうが幸せなのか。心理学者の内藤誼人先生に質問してみた。

「お金があったほうが幸せになれますね……といっても、半年の間だけですが」(内藤先生)

ん? 半年しか幸せになれないとはどういうことなのか。

「お金が入ると一時的に人間は幸せになれます。ですが、しばらくすると、お金があることに慣れてしまい、『お金によって幸せを得ている』ということを感じられなくなります。そのため、半年しか持たないのです」(内藤先生)

年に一度の誕生日でプレゼントをもらうことも、年に一度であるから嬉しいのであって、毎日プレゼントをもらっていたら飽き飽きしてしまう。それと同じように、お金によって幸せになれるというのは、半年しか続かないのである。そして内藤先生によると、この意見を支持する調査があるという。

「ノーウエスタン大学のフィリップ・ブリックマンは、宝くじの高額当選者の幸福度を追跡調査しました。その結果、宝くじ当選直後はとても幸福度が高かったのですが、その幸福度が維持していたのは半年だけでした」(内藤先生)

つまり、人間の幸福度とお金の有無は一時的には関係しているが、継続的には結びつかないということであった。

皆さんは、沢山お金が欲しいだろうか? それとも、ある程度のお金があればいいだろうか? 今一度考えてみてはいかがだろうか。

●専門家プロフィール:内藤 誼人(ないとう よしひと)
心理学者、立正大学客員教授、有限会社アンギルド代表取締役。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。「『人たらし』のブラック交際術」(大和書房)、「『図解』読心術トレーニング」(廣済堂出版)他、著書多数。

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)