気象予報士の松浦悠真氏が、YouTubeチャンネル「マニアック天気」にて、「【大型で猛烈】 台風9号はマリアナ諸島接近 10日頃は沖縄接近で50メートル級の暴風のおそれ」と題した動画を公開した。動画では、大型で猛烈な勢力に発達している台風9号の最新の進路予想と、沖縄地方への影響について解説している。

松浦氏によると、台風9号は中心気圧910ヘクトパスカル、最大風速55メートルの「大型で猛烈な勢力」となっている。衛星画像でもはっきりとした眼が確認でき、非常に発達している状態だという。今後はさらに発達し、最盛期には中心気圧900ヘクトパスカル、最大瞬間風速85メートルでマリアナ諸島を通過する見込みである。

その後はフィリピンの東を猛烈な勢力を保ったまま進み、10日には先島諸島などの沖縄の南海上へ非常に強い勢力で接近すると予測されている。この時の中心気圧は925ヘクトパスカル、最大風速は50メートルと予想されており、松浦氏は「ギリギリこの猛烈な勢力ではないということになりますので、非常に危険な台風になってくるものと思われます」と指摘した。

さらに、過去の観測史上1位の記録と比較し、宮古島での過去最大風速60.8メートル(1966年)を挙げて、「この記録に並ぶような非常に猛烈な風が吹く可能性がありまして、危険な風になるということが見込まれます」と強い警戒を呼びかけた。また、アンサンブル予測の傾向から、台風が沖縄本島や本州へ向かう可能性は低くなり、先島諸島へ進む予測が固まりつつあると解説。高気圧の縁を回る形で進み偏西風に乗れないため、進行速度があまり上がらず影響が長引く恐れがあるという。

気象庁の早期注意情報によると、9日から沖縄地方で波浪警報の可能性が高まり、11日頃まで大しけが続く見込みである。宮古島地方や八重山地方では、台風の進路に近いことから暴風警報が発表される可能性が高い。松浦氏は「暴風対策というのは早めにもうこの来週の前半のうちに済ませておく必要がある」と語り、事前の備えや安全な場所への避難など、最大限の対策を取るよう促している。

チャンネル情報

マニアック天気へようこそ!気象予報士の松浦悠真です。こちらはマニアックな天気解説をするチャンネルです。静岡のテレビ局で気象キャスターもやっています。皆さんの命は僕が守ります。所属:(株)ウェザーマップ メンバーシップ加入でさらにマニアックな気象情報を受け取れます!仕事の依頼はウェザーマップまで。