酒類大手4社では、ビール類やRTDなどを4月1日から一斉に価格改定した。値上げ前の駆け込み需要が発生したことで、3月のビール類トータル販売数量は各社の推計で前年同月比136%となった見込み。10日に各社が発表した3月実績は別表の通り。仮需により主要ブランドはいずれも3〜4割の伸長となった。酒税率低減も追い風に好調な狭義ビールはもとより、市場の縮小基調が続く発泡酒も前年同月の増税の反動で伸びた昨年10月以来のプラス