京都大病院は30日、同性パートナーを臓器提供者(ドナー)とする生体腎移植の実施を発表した。日本移植学会は親族以外の提供は原則認めておらず、同性パートナー間での移植を公表したのは国内初とみられる。発表によると、移植を受けたのは京都市内の女性。慢性腎不全のため、1月に人工透析を開始、5月にパートナーが提供した腎臓を移植する手術を受けた。女性は透析が不要になり、2人とも社会復帰した。臓器売買を防ぐ